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2つの国の性格

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これまで、2ヶ国に長く滞在した経験から、それぞれの国のことを書いて
きましたが、ここで、それぞれの国の人々の性格について書きますね。

性格と言っても、実のところ、個々人によって違いますので、大雑把に言って、
その国に住んでいる多くの人に共通している性格です。


アメリカ人の性格は、他民族国家のため、その根底に他民族に対する寛容性が
あるように思えます。懐が深いのではなく、懐の入り口の幅が大きいとでも
言うのでしょうか?

移民制度を見ても、その傾向が見られます。
しかし、他民族を受け入れはしますが、本当に心が打ち解けるまでに親密になる
かというと言葉の問題もあってか、それぞれの民族ごとにコミュニティーが存在
するも実情です。

これには、移民としてきた民族にも問題があるとは思いますが、移民してきた
民族の数だけ多くのコミュニティーが存在します。

そして、アメリカ人の性格でもっとも、特筆すべき
ことは、積極的なところでしょう。アメリカでは、
謙虚という言葉は何の特にもなりません。

常に前へ前へと前進して、上へ上へと向上していく
のがアメリカ人です。
そして、どんなにわずかな実力や実績であったと
しても、それを最大によく見せるのが上手です。

アメリカの学校では、プレゼンテーション、つまり、
いかに良く見せるかという発表の仕方の講義が
あると聞いています。

wasi
きつい言い方をすれば、前に出ないと生きていけないのがアメリカという社会かも
しれません。あまりにも自己主張が激しいという欠点ともなっていますが・・・。


また、アメリカ人は、盛り上げるのが非常に上手です。
何かの会合で、優秀な人に盾をわたす場合でも、口笛を吹いて、その場を盛り上げ
ます。そのやり方が板についていて、非常に不自然なところがありません。

逆に、口笛にあわせて、全体が自然ともっと盛り上がっていきます。
司会と会場と壇上にいる人が一体となって、盛り上がっていきます。
この一体感は、アメリカ人でなくとも、その場にいるだけで、心地よいものです。

こうして盛り上げるのも、アメリカでは学校で教育されているのではないかと
思ってしまうほどです。

アメリカ人の挨拶には、皆さんも御存じのように
ハグというものがあります。
ちょっと慣れないと日本人には、不自然になって
しまいます。

ハグは、日本の文化からは考えられにくい
挨拶ですが、この挨拶もアメリカ人の性格を
よく表していると思います。

uskokki
相手を受け入れるという姿勢がこのようなハグという挨拶に表れていると思い
ます。それだけでなく、感情を隠すことなく、オープンに表現するということ
からも、ハグと言う挨拶は優れているのかもしれません。

日本人は、そんなに感情表現が豊かではないと私は思っております。アメリカ人
は、身振り手振りがついて自分の感情をおおらかに表現しますよね。

日本人は、まじめすぎるのか、江戸時代の主従関係が長かったのか、あまり
自分の感情をあからさまに表現せず、奥ゆかしいところが美徳とされてきたから
でしょうか?本当におとなしい国民性があると思います。


さて、一方、アンティグア人の性格ですが、彼らも西欧人ですが、アメリカ人とは
全く違った性格をしています。

私自身も、これに気づいてちょっと驚いたのですが、アンティグア人の性格は
日本人に似ています。

アンティグア人の性格は一言で言うと奥ゆかしくて、シャイです。
結構、恥ずかしがり屋なんですね。
ちなみにアンティグアでもハグの挨拶はしますが・・・。

例えば、会合で自由に意見を述べて欲しいときに、司会がその場の人たちに
発言を促しても、アメリカ人のように一言言わせてと積極的に立ち上げる人は
あまりいません。あたりを見回していなければ、発言しようかと思うようです。
日本人に似ていますよね。

また、日本と同じで島国なので、ちょっと閉鎖的なところもあります。
異民族、異文化に対して慣れていないので、警戒が先にたってしまって、
オープンに受け入れることが出来ないのですね。

こんな経験もありました。
知り合って間のない方に、友好の印として、
こけしのキーホルダーを渡しました。

日本的なお土産は喜ばれると思って善意で
行なったのですが、その方はちょっと気分を害して、
受け取っていただけませんでした。

その方は、何を象徴しているか分からないものを
持つことはできないと言っておりました。

ankokki
なるほど、何かの宗教的な背景がこけしにあると思ったのですね。
その人は、クリスチャンでしたから、キリスト教の神様以外は、拒絶するような
方でしたので・・・。

やはり、島国の方は異文化や他の風習にあまりオープンでない方もおられます
ので、気をつけないといけません。そのため、自分は仏教徒というよりも、
クリスチャンといった方が友好が保たれるといわれたこともありました。

とりわけ、東洋人はアンティグアでは目立ちますから、その行動にも誤解を
招かないように気をつけなければなりません。

黒人が9割以上、残りが白人とヒスパニック系でしたから、東洋人は100名も
いなかったことでしょうから、当然のことです。

日本人がなじみのない文化圏のアラブ系のひとを見る感じで見られていたの
かもしれません。

でも、日本人の中にもオープンな人がいるように、アンティグア人の中にも
オープンな人は沢山いましたので、その点は誤解しないで下さいね。


bara

yurino

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