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釣り体験記〜アンティグア編



アンティグアでは、漁業が盛んではないと書きましたが、魚がいないわけでは
ありません。海に囲まれているので、海の資源は豊富です。

その証拠に、日本からの支援で、漁業センターが建てられたくらいです。
ですから、魚も豊富な資源には違いありません。
私がアンティグアに住んでから、1年くらい経った
ある日、日本から知人が来ました。

その知人の方が釣り好きでしたので、日本から
釣り竿等の釣り道具を持ってきておられました。

当初、私はアンティグアで釣りをしている人をあまり
見たことがなかったので、アンティグアでも釣りを
する人がいるのかといぶかしげに思っておりました。

しかしそれは誤解で、地元の人に聞くと釣りをして
いる人が少なからずいるとのことでした。
そこで、アンティグアで釣りを知人と一緒にすることに
なりました。
そのときの釣りのお話をこれからいたします。
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釣り場は、北の海岸沿いの堤防で釣りをしました。俗に言う波止釣りというやつです。
たまに、島に住んでいる人も釣りに来るようで、多いときで2〜3人くらい釣りを
している人々を見ました。

えさは、冷凍の小エビを市場で買ってきて、えさにしました。
さて、肝心な魚の名前ですが、地元の人もよく知らないようで、通称で何とかと
いう魚といっていましたが、訛りがひどく聞き取れませんでした。

多分、聞き取れたとしても、通称でしたから、英和辞典にも出ていなかったこと
でしょう。
常夏の島での釣り。それは、暑さとの戦いのような
気がします。
まだ4月の夕方の1〜2時間でしたが、日差しはもう
真夏並みに強く、しっかりと日焼け対策をしていかない
と、肌の弱い方は、日焼けによるやけどをしてしまい
ます。

しかし、西からの風が強いので、体感温度的には
そんなに極暑というわけではありません。ただ、
水分を十分に取ることには気をつけました。

風の強い海岸で釣りをしながら、海をじっと見つめて
いるのは、実は飽きがきません。波のひと波、ひと波を
見つめて、自然に浸ることは楽しいものです。
そして、波の音が耳に残るほどその場にいても、
また行きたくなるものです。
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たまに、我々を観光客だと見てとった地元の人が声を掛けてきました。
自分で書いたアンティグアの風景画を買って欲しいとか、マリンスポーツの宣伝で、
水上バイクにのらないかとか、観光バスツアーがあるとかいうものでした。

さらには、あっちの方のビーチはトップレスの女性がいるから、一緒に行かない
かという怪しいやからもいました。

ちょっとこれには雰囲気がぶち壊されたように感じましたので、その日はすぐに
帰ってきました。

しかし、1週間くらいその釣り場に行き続けると、我々を見慣れた地元の人は
そんな勧誘の声は掛けなくなってきました。東洋人は目立ちますから・・・。
ところで、肝心の釣果の方ですが、周りの地元の方は
たまに魚が釣れていたようですが、私の知人と私は
まったくだめでした。

だんだん、だんだん釣果が出ないと暑さがしんどく
なってきます。
後半は本当に釣りとは忍耐であると思わされることが
しばしばでした。

そんな状況でしたので、後半のあまりにも気分的に
乗らないときは、二人で近くのビーチに行って、
海で泳いだりしていました。
どうにも集中力が続かないからでした。

あまりにも釣れないので、休みの日には、夜釣りや
早朝から釣りに出かけたものですが、結局、釣果が
なく帰ってきました。
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知人の方は一ヶ月ちょっと滞在されたのですが、最後の最後に一匹釣り上げる
ことができました。
その知人は執念とか言っていましたが・・・。

そのときの写真をお見せしたかったのですが、私の手元にはなく、お見せできず、
残念です。

最後の方は、スローライフではなく、意地で釣りをしていたように思います。
私自身、多くの釣りの経験があるわけではないので、そんなふうになったのかも
しれません。

というより、経験がなく、波止釣りもよく知らなかったから、釣れなかった
のかもしれません。

常夏の島での釣りは長くなると忍耐が必要です。

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